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常任指揮者:清水敬一 SHIMIZU,Keiichi

東京都生まれ。1982年早稲田大学理工学部電気工学科を卒業。指揮法を遠藤雅古、V. Feldbrill、合唱指揮を関屋晋に師事。現在20の合唱団の指揮を任される。各地で合唱とオーケストラのための作品のコーラスマスターを務める一方、初演した現代作 品も多い。
国内外の音楽祭、作曲コンクール・合唱コンクールの審査員を歴任。2005年には京都で開かれた第7回世界合唱シンポジウムに於いて JCA特別セッションの講師を務めた。1995年の番組開始以来、NHKラジオ「みんなのコーラス」レギュラー出演。
著書に「合唱指導テクニック」「必ず役立つ合唱の本」がある。
現在、東京都合唱連盟理事長、日本合唱指揮者協会理事、全日本合唱連盟理事、

東京藝術大学講師。
東京経済大学グリークラブとは2001年に客演指揮者として初共演。

翌2002年に常任指揮者に就任。

ヴォイストレーナー:大久保昭男 OKUBO,Akio

1953年東京藝術大学声楽科卒業。矢田部勁吉氏に師事。1953年5月、NHKオーディションに合格。
数多くの放送、演奏会に出演。近衛秀麿指揮、青山杉作演出によるオペラ「カルメン」、山田耕筰作曲、本人指揮オペラ「黒船」(初演)、ド ヴォルジャーク作曲「ルサルカ」(初演)などにも出演。 その後、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団、関西学院大学グリークラブ、早稲田大学コール・フリューゲル、大東文化大学混声合 唱団をはじめとする大学のトップクラスの合唱団のヴォイストレーナーとして関東、関西で幅広く活躍、現在に至る。

 

元東京藝術大学講師。

1984年より2019年まで36年の長きにわたり、ご指導いただきました。

ピアニスト:前田勝則 MAEDA,Katsunori

山口県に生まれる。東京学芸大学教育学部芸術課程音楽専攻卒業。
東京芸術大学大学院音楽研究科首席修了、修了時にNTTドコモ奨学金を授与される。
ピティナ・ピアノコンペティションデュオ部門特級最優秀賞受賞をはじめとして、多摩フレッシュ音楽コンクール、日本室内楽コンクール、吹 田音楽コンクール、 大曲新人音楽祭コンクール、かずさアカデミア音楽コンクールなどに上位入賞。
また、NHK-FM「土曜リサイタル」、東京文化会館新進音楽家デビューコンサート、ABC新人コンサート、 日演連推薦/新人演奏会などのオーディションに合格、演奏会に出演。
これまでに、大阪フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団などと共演。
現在、ソロ、室内楽、及び声楽・合唱のピアニストとして活発な演奏活動を繰り広げ、日本を代表する合唱指揮者、清水敬一 氏、松下耕氏、藤井宏樹氏、山田和樹氏などから絶大な信頼を得ている。

東京経済大学グリークラブとは2006年に初共演。

コーチ:吉田宏 YOSHIDA,Hiroshi

千葉県出身。東京理科大学、東京芸術大学声楽科卒業。

ソリストとしてモンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」、J.S.バッハ「ヨハネ受難曲」福音史家などを務めるほか、アンサンブルグループなどでの演奏も多く行う。また合唱団の指揮を務める他、第九交響曲等の合唱指揮やボイストレーナーとしても活動している。

松戸市合唱連盟理事、Coro Ponte、Ensemble Bel Homme指揮者

東京農業大学混声合唱部Hallen Chor常任指揮者

モーツァルト・アカデミー・トウキョウ、Icola Chamber Choirメンバー

2017年度からコーチとしてお迎えしました。

ピアニスト:野々山順子 NONOYAMA,Junko

4歳よりピアノを始める。国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻。これまでに、一色真理子、野村眞理、有賀恵、花岡千春、南雲竜太郎の各氏に師事。 鹿児島 霧島国際音楽祭マスターコース受講。
ドイツ ハンブルク国際夏期講習会へ参加。在学中より数多くのコンクールに入賞を果たす。
クラシック音楽コンクール好演賞。日本ピアノ教育連盟主催オーディション奨励賞。
多摩フレッシュオーディション合格。その後、積極的にソロや2台ピアノのコンサートを開く他、

武蔵野市民交響楽団でピアノ協奏曲を演奏など幅 広く活躍。
東京経済大学グリークラブとは2012年、第55回定期演奏会で初共演。

 

ピアニスト:山田亜理沙 YAMADA,Arisa

東京学芸大学芸術スポーツ文化課程音楽専攻卒業。在学中、ドイツ・ベルリンにて研鑽を積む。PTNAピアノコンペティション全国決勝大会コンチェルト部門奨励賞、D級およびE級入選。ベルリンスタインウェイ国際ピアノコンクール入賞。ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団と共演。

現在、武蔵野音楽大学大学院修士課程2年在学中。丸山淑子、中野孝紀の各氏に師事。(公財)鹿児島県文化振興財団 アーティストバンク登録アーティスト。

ピアニスト:岡村梨奈 OKAMURA,Rina

前橋市出身。群馬県立前橋女子高等学校卒業。東京学芸大学中等教育教員養成課程音楽専攻卒、同大学大学院音楽教育専攻音楽コース修了。
第17回群馬県ピアノコンクール小学生5・6年の部、第19回群馬県ピアノコンクール中学生の部にて共に最優秀賞。第34回「ぐんま新人演奏会」出演。2016年3月、「若い芽のコンサート」においてカメラータ・ジオンとモーツァルトの協奏曲を共演。第37回草津夏期国際音楽アカデミーにてC.ヒンターフーバー氏のクラスを修了。選抜スチューデント・コンサートにて西村朗音楽監督賞受賞。第6回せんがわピアノオーディション出演。群馬音楽協会会員。
これまでにピアノをベロウ渋川ありさ、渋川ナタリ、野田清隆の各氏に師事。

永久指揮者:関屋晋(故人) SEKIYA,Shin

1971年から2005年に逝去される迄の実に34年間の長きにわたり、常任指揮者、永久指揮者として東京経済大学グリークラブを指導頂きました。現在の常任指揮者、清水敬一先生の師匠でもあり、私たち東京経済大学グリークラブの永遠の師匠であり、オヤジでもあります。

 

東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中より合唱を指導し、「松原混声合唱団」「湘南市民コール」「早稲田大学コールフリューゲル」を はじめ10余の団体の常任指揮者を務める傍ら、全国各地での客演・指導も多数行なう。1978年にはブルガリアで行われた国際合唱コンクールにおいて「湘南市民コール」を率いて最優秀指揮者賞を 受賞した。各合唱団の性格を的確にとらえてその個性を活かす音楽作りには定評があり、日本合唱界における 第一人者のひとりである。1980年、傘下の合唱団により編成された「晋友会」を率いて、小澤征爾/新日本フィルハーモニー交響楽団と マーラー交響曲第8番を共演した。以来内外の多くの指揮者、オーケストラと共演を重ね、コーラスマスター として高い評価を得る。とりわけ小澤征爾氏からの信任は厚く数多くの共演を行いました。

 

【関屋晋先生の箴言】

コーラスとは、さまざまな声がまじり合い、溶け合ってつくり出す響きです。一人ひとりの声がまじり合い、溶け合うというのが大切なのです。わたし はよく、アマチュアコーラスを「大阪城の石垣」にたとえます。「石垣」をつくっている石の大きさ はけっして一様ではありません。大きくて立派な石もあれば、小さくて目立たない石もあります。しかし「石垣」の強さ、そして美しさは、それらが積 み重なり、支え合っているからこそなのです。アマチュアコーラスの魅力はこれです。 合唱団のメンバーには、音楽大学を出たセミプロ級の方もいますが、その人たちは大きな石として、みんなを支える力になれます。でも、みんなと溶け合おうとしないで自己主張したら、石垣は崩れてしまいます。逆に、声に自信がないからと いって、卑下するのも間違いです。石垣をなめらかにし、強いものにしていく大事な力だからです。 それぞれの人の声には、その人にしかない響きと いうものがあります。わたしは合唱団の方々にまず、「自分の声を好きになってください。そして、それがまわりの声と溶け合うのを自分の喜びとして ください」と言っています。コーラスとはそういうものだとわたしは思います。 コーラスとは、だから楽しいものであり、楽しくなかったら嘘です。

(関屋 晋著 岩波新書 「コーラスは楽しい」より)

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